2015年5月19日火曜日

妊婦健診

5月18日は妊婦健診でした。

妊産婦はつわりなどの影響で歯磨きがしっかりできなかったり、ホルモンバランスの関係で歯肉に炎症が起こりやすくなります。
また歯周病は低出生体重児との関連が指摘されています。

歯科治療に関しては、特に妊娠初期や後期は鎮痛剤などの内服薬が胎児に影響を及ぼす(薬剤の種類や量などにもよりますが)可能性があり、安定期における治療が推奨されています。

歯科と妊婦さんの口腔内との関連は色々ありますが、あまり心配せずにかかりつけの歯医者さんに健診や相談をしてもらえればと思います。

2015年5月10日日曜日

研修会

今日は東京で行われた研修会に参加してきました。

午前中は偶発症に対する緊急時の対応や、医療事故、感染症対策について、
午後は在宅歯科診療、口腔機能の管理・向上、高齢者の心身の特性などについての研修でした。

昨年、新聞等でタービン(歯を削る機器)を滅菌せずに使いまわしている医院が7割にのぼると報道されたのは記憶に新しいと思います。
報道を受け改めて滅菌を徹底していなかった医院も対策をとっていると思いますが、当院ももちろんタービンをはじめ患者さんの口腔内に直接入るような機器・器具の滅菌・消毒を徹底しています。

また患者さんはもちろんのことですが、スタッフに対し消毒薬の毒性や注射針の針刺し事故等の防止、そして医院全体として医療安全管理に関する情報、指針を日頃から共有することの大切さを改めて感じました。