12月1日(火)、保健センターにてにこにこ教室(2歳児健診)を行いました。
健診時、あるお母さんから子供の指しゃぶりが気になり、やめさせた方がいいのかとの質問を受けました。
そのお母さんには、まだ2歳のうちの指しゃぶりは無理にやめさせる必要はないこと、
また、その後続くようでしたら3歳半頃までにはやめさせた方が良いことを伝えました。
指しゃぶりをやめさせる明確な時期は決まってはいません。小児歯科と小児科(医科)との間でもコンセンサスが得られておらず、小児歯科学会では3歳頃までは特に禁止する必要はないとしています。
ただし4歳以降まで続く指しゃぶりは歯並びの不正や噛み合わせ等に影響を与えますので、3歳を過ぎたあたりから少しずつやめさせた方が良いと言えます。
2015年12月13日日曜日
2015年11月20日金曜日
学術講演会
11月14日(土)に富岡甘楽口腔保健センターにて学術講演会が行われました。
演者に明海大学歯学部教授の荒木久生先生を迎え、顎関節症治療の新たな見解などについて、デモ等を交えながら話されました。
私が大学病院に勤務していた10数年前には、顎関節外来としてスプリント(マウスピースのようなもの)や円板整位運動などの治療が主体でしたが、日々、治療の内容も変化してきていることを改めて知ることができました。
演者に明海大学歯学部教授の荒木久生先生を迎え、顎関節症治療の新たな見解などについて、デモ等を交えながら話されました。
私が大学病院に勤務していた10数年前には、顎関節外来としてスプリント(マウスピースのようなもの)や円板整位運動などの治療が主体でしたが、日々、治療の内容も変化してきていることを改めて知ることができました。
2015年10月20日火曜日
第2回ITISC北関東
10月17日(土)、第2回ITISC北関東ミーティングが高崎で行われ参加してきました。
愛知学院大学非常勤講師の伴清治先生による「ジルコニア修復物の現状と将来象」と題された講演が行われ、ジルコニアに関する有用な話をたくさん聴けました。
ジルコニアとはセラミックの一種で近年急速に歯科材料への応用が進んだ材料の一つです。
金属を使わないセラミックによる白い歯の修復は金属アレルギーなどの観点からもここ近年とくに普及してきています。
また以前は保険が使えず高額だったセラミックのかぶせものも、昨年より一部の歯で保険で作れるようになりました。
当院でも保険適用のセラミックによる修復は行っていますので、ご相談下さい。
愛知学院大学非常勤講師の伴清治先生による「ジルコニア修復物の現状と将来象」と題された講演が行われ、ジルコニアに関する有用な話をたくさん聴けました。
ジルコニアとはセラミックの一種で近年急速に歯科材料への応用が進んだ材料の一つです。
金属を使わないセラミックによる白い歯の修復は金属アレルギーなどの観点からもここ近年とくに普及してきています。
また以前は保険が使えず高額だったセラミックのかぶせものも、昨年より一部の歯で保険で作れるようになりました。
当院でも保険適用のセラミックによる修復は行っていますので、ご相談下さい。
2015年10月2日金曜日
9月30日
9月30日(水)、前橋の生涯学習センターにて医師、歯科医師、薬剤師合同の新規集団指導講習会に参加してきました。
午前中と午後の途中までは合同の講習会で、その後それぞれの科に別れて行われました。
講習会の内容はもちろん勉強になりましたが、群馬県医師会会長の月岡先生が挨拶の中で言われたプロフェッショナルとは、という話が一番心に残りました。
あの話を肝に命じて、今後もプロフェッショナルな仕事に取り組みたいと思います。
午前中と午後の途中までは合同の講習会で、その後それぞれの科に別れて行われました。
講習会の内容はもちろん勉強になりましたが、群馬県医師会会長の月岡先生が挨拶の中で言われたプロフェッショナルとは、という話が一番心に残りました。
あの話を肝に命じて、今後もプロフェッショナルな仕事に取り組みたいと思います。
2015年9月6日日曜日
訪問診療
9月3日木曜日、歯科医師会の衛生士さんたちと施設へ訪問診療に行きました。
4名の方の治療を行いましたが、全員総入れ歯の修理でした。
先月、新聞にも載りましたが、奥歯が1本もない人は全て残っている人に比べて動脈硬化のリスクが約2倍になると厚労省の調査でわかったそうです。
以前より歯の喪失はアルツハイマー病(認知症)を悪化させるとの報告もあり、やはりしっかり噛める自分の歯を残すということがやはり大事といえます。
4名の方の治療を行いましたが、全員総入れ歯の修理でした。
先月、新聞にも載りましたが、奥歯が1本もない人は全て残っている人に比べて動脈硬化のリスクが約2倍になると厚労省の調査でわかったそうです。
以前より歯の喪失はアルツハイマー病(認知症)を悪化させるとの報告もあり、やはりしっかり噛める自分の歯を残すということがやはり大事といえます。
2015年8月25日火曜日
3歳児健診
8月21日は3歳児健診でした。
この日は約40名弱の子供達の健診でした。
2歳前後を境にいわゆるイヤイヤ期に入り
子供が歯磨きをさせてくれなくて困ってる、という方も多いと思います。
その為、どうしても2歳辺りから虫歯になるリスクが高くなります。
歯磨きがなかなかできない代わりに、少しでも虫歯のリスクを減らすためにご家庭でできることは、
食事やおやつの時間をある程度決めて、なるべくダラダラ食いをさせない
ジュースや甘いお菓子、特に歯にくっつきやすいお菓子を制限する
親が楽しく歯磨きしてるところを見せる
お子さんが歯ブラシをガシガシかんで終わり、なんてこともあるとは思いますが
歯ブラシを口の中に入れる習慣がつくだけでもいいのではないでしょうか。
と、歯医者としての立場からはなんとでも言えますが、
お菓子をあげなさすぎもかわいそうだし、
実際はダラダラ食いをやめさせようにも、いつお腹がすいた騒ぎをするかわかりませんし、子供の性格も様々ですし、正直その子にあった方法を探すしかないといったところでしょうか。
ベストな方法があったら私を含め皆さん苦労しないですよね?
この日は約40名弱の子供達の健診でした。
2歳前後を境にいわゆるイヤイヤ期に入り
子供が歯磨きをさせてくれなくて困ってる、という方も多いと思います。
その為、どうしても2歳辺りから虫歯になるリスクが高くなります。
歯磨きがなかなかできない代わりに、少しでも虫歯のリスクを減らすためにご家庭でできることは、
食事やおやつの時間をある程度決めて、なるべくダラダラ食いをさせない
ジュースや甘いお菓子、特に歯にくっつきやすいお菓子を制限する
親が楽しく歯磨きしてるところを見せる
お子さんが歯ブラシをガシガシかんで終わり、なんてこともあるとは思いますが
歯ブラシを口の中に入れる習慣がつくだけでもいいのではないでしょうか。
と、歯医者としての立場からはなんとでも言えますが、
お菓子をあげなさすぎもかわいそうだし、
実際はダラダラ食いをやめさせようにも、いつお腹がすいた騒ぎをするかわかりませんし、子供の性格も様々ですし、正直その子にあった方法を探すしかないといったところでしょうか。
ベストな方法があったら私を含め皆さん苦労しないですよね?
2015年7月2日木曜日
幼児健康診査等研修会
昨日、7月1日は幼児健康診断等研修会が富岡ホテルアミューズで行われ出席してきました。
富岡甘楽、下仁田、南牧の町村長、職員の方々たちもご出席され、私自身健康フェアでお会いした方以外は初めてお会いする方が多かったのですが、忌憚のない話合いができたと思います。
富岡甘楽、下仁田、南牧の町村長、職員の方々たちもご出席され、私自身健康フェアでお会いした方以外は初めてお会いする方が多かったのですが、忌憚のない話合いができたと思います。
2015年6月21日日曜日
休日診療
今日は休日診療の当番医でした。
当院の歯科衛生士2人に加え、歯科医師会の衛生士さんにも手伝っていただき、
磐石の態勢で行うことができました。
歯にかぎったことではありませんが、日頃からケアしていても、また定期的にかかりつけの歯科医でケアしていても夜間や休日に痛みやトラブルを起こしてしまうことがあります。
そういったときなどは休日診療を活用してもらえればと思います。
当院の歯科衛生士2人に加え、歯科医師会の衛生士さんにも手伝っていただき、
磐石の態勢で行うことができました。
歯にかぎったことではありませんが、日頃からケアしていても、また定期的にかかりつけの歯科医でケアしていても夜間や休日に痛みやトラブルを起こしてしまうことがあります。
そういったときなどは休日診療を活用してもらえればと思います。
2015年6月19日金曜日
6月18日
6月18日木曜日は学校歯科医を担当している中学校の保健委員会に出席してきました。
今回は通常の委員会と異なり、学校医の久保田先生によるなぜタバコを吸ってはいけないかという講演が全生徒の前で行われました。
終了後、歯科医師会の衛生士さんたちと老人ホームに訪問診療へ行きました。
6時からは桐生市民文化会館で行われたITIStudy Club 北関東ミーティングに参加してきました。恩師でもあるITIフェローの中島和敏先生による講演が2時間弱行われ、いつものことながら大きな刺激を受けました。
あちこちと飛び回った1日でしたが、色々と勉強になり、実りの多い日となりました。
今回は通常の委員会と異なり、学校医の久保田先生によるなぜタバコを吸ってはいけないかという講演が全生徒の前で行われました。
終了後、歯科医師会の衛生士さんたちと老人ホームに訪問診療へ行きました。
6時からは桐生市民文化会館で行われたITIStudy Club 北関東ミーティングに参加してきました。恩師でもあるITIフェローの中島和敏先生による講演が2時間弱行われ、いつものことながら大きな刺激を受けました。
あちこちと飛び回った1日でしたが、色々と勉強になり、実りの多い日となりました。
2015年6月12日金曜日
よい歯のコンクール
昨日6月11日はよい歯のコンクールでした。
午前中は親と子のよい歯のコンクール、
午後は小・中学生のよい歯のコンクールの表彰が行われました。
どちらのコンクールもともに最優秀を選ばなければならないのですが、
ここに選ばれて出席されたこと自体大変なことですので
最優秀の方はもちろんのこと、選ばれなかった方々も胸を張っていただきたいと思います。
出席された皆さんおめでとうございました。
午前中は親と子のよい歯のコンクール、
午後は小・中学生のよい歯のコンクールの表彰が行われました。
どちらのコンクールもともに最優秀を選ばなければならないのですが、
ここに選ばれて出席されたこと自体大変なことですので
最優秀の方はもちろんのこと、選ばれなかった方々も胸を張っていただきたいと思います。
出席された皆さんおめでとうございました。
2015年6月8日月曜日
歯と口の健康フェア
昨日6月7日、富岡市口腔保健センターにおいて、富岡甘楽歯科医師会による歯と口の健康フェアが行われました。
今年はちょうど30回目という節目の年で、昨年、一昨年より来場者数が増え、
お子さん連れからお年寄りまで幅広い年齢層の方々に来ていただきました。
また8020(80歳で自分の歯が20本以上残っている方)で表彰された方も例年より多く、
今後ももっと表彰される方が増えていけるよう、私たち歯科医も治療はもとより歯を失わないように予防に力を入れなければならないと思いました。
今年はちょうど30回目という節目の年で、昨年、一昨年より来場者数が増え、
お子さん連れからお年寄りまで幅広い年齢層の方々に来ていただきました。
また8020(80歳で自分の歯が20本以上残っている方)で表彰された方も例年より多く、
今後ももっと表彰される方が増えていけるよう、私たち歯科医も治療はもとより歯を失わないように予防に力を入れなければならないと思いました。
2015年5月19日火曜日
妊婦健診
5月18日は妊婦健診でした。
妊産婦はつわりなどの影響で歯磨きがしっかりできなかったり、ホルモンバランスの関係で歯肉に炎症が起こりやすくなります。
また歯周病は低出生体重児との関連が指摘されています。
歯科治療に関しては、特に妊娠初期や後期は鎮痛剤などの内服薬が胎児に影響を及ぼす(薬剤の種類や量などにもよりますが)可能性があり、安定期における治療が推奨されています。
歯科と妊婦さんの口腔内との関連は色々ありますが、あまり心配せずにかかりつけの歯医者さんに健診や相談をしてもらえればと思います。
妊産婦はつわりなどの影響で歯磨きがしっかりできなかったり、ホルモンバランスの関係で歯肉に炎症が起こりやすくなります。
また歯周病は低出生体重児との関連が指摘されています。
歯科治療に関しては、特に妊娠初期や後期は鎮痛剤などの内服薬が胎児に影響を及ぼす(薬剤の種類や量などにもよりますが)可能性があり、安定期における治療が推奨されています。
歯科と妊婦さんの口腔内との関連は色々ありますが、あまり心配せずにかかりつけの歯医者さんに健診や相談をしてもらえればと思います。
2015年5月10日日曜日
研修会
今日は東京で行われた研修会に参加してきました。
午前中は偶発症に対する緊急時の対応や、医療事故、感染症対策について、
午後は在宅歯科診療、口腔機能の管理・向上、高齢者の心身の特性などについての研修でした。
昨年、新聞等でタービン(歯を削る機器)を滅菌せずに使いまわしている医院が7割にのぼると報道されたのは記憶に新しいと思います。
報道を受け改めて滅菌を徹底していなかった医院も対策をとっていると思いますが、当院ももちろんタービンをはじめ患者さんの口腔内に直接入るような機器・器具の滅菌・消毒を徹底しています。
また患者さんはもちろんのことですが、スタッフに対し消毒薬の毒性や注射針の針刺し事故等の防止、そして医院全体として医療安全管理に関する情報、指針を日頃から共有することの大切さを改めて感じました。
午前中は偶発症に対する緊急時の対応や、医療事故、感染症対策について、
午後は在宅歯科診療、口腔機能の管理・向上、高齢者の心身の特性などについての研修でした。
昨年、新聞等でタービン(歯を削る機器)を滅菌せずに使いまわしている医院が7割にのぼると報道されたのは記憶に新しいと思います。
報道を受け改めて滅菌を徹底していなかった医院も対策をとっていると思いますが、当院ももちろんタービンをはじめ患者さんの口腔内に直接入るような機器・器具の滅菌・消毒を徹底しています。
また患者さんはもちろんのことですが、スタッフに対し消毒薬の毒性や注射針の針刺し事故等の防止、そして医院全体として医療安全管理に関する情報、指針を日頃から共有することの大切さを改めて感じました。
2015年4月23日木曜日
学校健診
先週16日と本日23日、学校健診に行ってきました。
私が担当している学校の校長先生は非常にやさしく礼儀正しく、また養護の先生も非常にやさしく温和で、生徒一人一人をきちんと把握している印象でした。
そんな先生方の影響か、この学校の生徒たちもみな朗らかで礼儀正しく、あたたかい雰囲気の中で学生生活を送っているなあと感じました。
校舎の周りはきれいな新緑の山々に囲まれ、眼下に街並みを見下ろすことができ、とてもいい環境でのびのびと成長することができることでしょう。
私が担当している学校の校長先生は非常にやさしく礼儀正しく、また養護の先生も非常にやさしく温和で、生徒一人一人をきちんと把握している印象でした。
そんな先生方の影響か、この学校の生徒たちもみな朗らかで礼儀正しく、あたたかい雰囲気の中で学生生活を送っているなあと感じました。
校舎の周りはきれいな新緑の山々に囲まれ、眼下に街並みを見下ろすことができ、とてもいい環境でのびのびと成長することができることでしょう。
2015年4月4日土曜日
1歳6ヶ月健診
4月2日木曜日、富岡市保健センターで1歳6ヶ月児の健診をしてきました。
30名弱の子供たちでしたが、泣いたりしながらもみんな上手に口の中をみせてくれました。
中には全く泣かずに口を開けて見せてくれる子もいたりして、
つい自分の子供と照らし合わせつつ(もちろんわが子はなかなか歯磨きをさせてくれません)
の健診でした。
30名弱の子供たちでしたが、泣いたりしながらもみんな上手に口の中をみせてくれました。
中には全く泣かずに口を開けて見せてくれる子もいたりして、
つい自分の子供と照らし合わせつつ(もちろんわが子はなかなか歯磨きをさせてくれません)
の健診でした。
2015年3月12日木曜日
歓迎会
昨日、富岡ホテルアミューズにて、富岡甘楽歯科医師会の先生方が、私の歓迎会を開催してくださいました。
萩原会長をはじめ、会員の先生方、事務局の方々には温かく迎えていただいたこと、
そして、このような会を催していただいたことに感謝申し上げます。
今後、微力ながらも富岡甘楽の地域医療に貢献できるよう、会の活動に協力していきたいと思います。
萩原会長をはじめ、会員の先生方、事務局の方々には温かく迎えていただいたこと、
そして、このような会を催していただいたことに感謝申し上げます。
今後、微力ながらも富岡甘楽の地域医療に貢献できるよう、会の活動に協力していきたいと思います。
2015年2月18日水曜日
停電によるトラブル
今日の夕方ごろ、当院周辺の局地的な停電がありました。
停電により診療は完全にストップしたため、
遠方より来院し、1時間弱お待ちいただいた方や、一度帰宅され、再度来院された方など、
一部の患者さんにご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
また、改めて停電や災害時等における医院としての対処・対応法などの準備の必要性を感じました。
停電により診療は完全にストップしたため、
遠方より来院し、1時間弱お待ちいただいた方や、一度帰宅され、再度来院された方など、
一部の患者さんにご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
また、改めて停電や災害時等における医院としての対処・対応法などの準備の必要性を感じました。
2015年2月3日火曜日
開院しました
本日、開院しました。
開院にあたり、多くの方々にお世話になりましたことに、感謝申し上げます。
また、多くの方々から心のこもったお祝いを頂戴しました。本当にありがとうございます。
これからは、地域の方々に、自分のできうることを歯科治療を通じて提供できればと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
開院にあたり、多くの方々にお世話になりましたことに、感謝申し上げます。
また、多くの方々から心のこもったお祝いを頂戴しました。本当にありがとうございます。
これからは、地域の方々に、自分のできうることを歯科治療を通じて提供できればと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2015年1月27日火曜日
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